「名古屋の財界活動より自工会会長職が少し重要」と辻会長がトヨタにチクリ

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23日会見した自工会の辻義文会長は、次期会長としてトヨタの奥田会長を選出したことに関連し、「トヨタも財界活動に忙しいようだが、名古屋の財界活動よりは自工会会長職の方がもう少し重要だと思って欲しい」と、会見場で隣りに並んだ奥田氏を牽制した。

トヨタの奥田氏はすでに日経連会長に就任している。また、磯村巌副会長が3月から名古屋商工会議所の会頭に就任することが決まっている。これに加えて自工会会長も、ということになれば、財界活動に忙殺されかねない。このため、トヨタは自工会会長職を固辞していたといわれる。

この辻会長の発言には奥田氏も「できたら、自工会会長は断ろうと思ったのだが……」と苦笑い。自工会は通商問題や環境問題への対応といった課題を抱えているため、「張社長が自工会会長になったら、社業がおろそかになってしまう」として、1期2年を限度として会長就任を受けることとした。

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