オムロン開発、世界最小の自動車用リレースイッチのインパクト

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オムロン開発、世界最小の自動車用リレースイッチのインパクト
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オムロンオートモーティブエレクトリック社は「G8N」という世界最小の自動車リレーシステムを開発、SAEショウで発表する。このリレーは従来のもののわずか半分のサイズで、3分の1の重量。このサイズ縮小によって、パワーの使用量も50パーセント削減できるという。

G8Nの開発は、現在の自動車メーカーのシステムダウンサイジングの要望に応える形で開発が進められてきたもの。高密度のデザインにより、14ボルト/25アンペアのモーターロックスイッチは10万回以上のオペレーションに耐えられる構造となっている。G8Nを使って利用できるシステムは、パワーウィンドウ、ドアロック、ホーン、ワイパーモーター、モジュールアプリケーションに対するジャンクションボックスなど。

SUVやトラック人気が相変わらず高いアメリカだが、排気ガス規制は厳しくなる一方。メーカーとしても車のサイズ、パワーを損なうことなく燃費効率を高め、環境に優しい大型レジャーカーを開発する必要に迫られている。オムロンの新技術はこうした自動車業界のトレンドにマッチした製品として注目を浴びそうだ。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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