トヨタ、28年ぶりに韓国市場に本格進出

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トヨタ、28年ぶりに韓国市場に本格進出
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トヨタ自動車は韓国市場に本格進出するため、ソウル市に全額出資の子会社「韓国トヨタ自動車」を設立した。日本製乗用車の総輸入代理店として機能させる。トヨタは72年に現地生産から撤退しており、28年ぶりの再進出となる。

新会社の資本金は90億ウォン(約8億2000万円)。2001年1月から、レクサスブランドの『LS430(日本名=セルシオ)』、『GS300(同アリスト)』、『IS200(同アルテッツァ)」、『RX300(同ハリアー)』を日本から輸入する。小売り販売を行うディーラーには、ソウルに2店と釜山に1店の計3店を認定した。

トヨタは96年6月から、系列商社の豊田通商が出資した子会社を通じ、米国のTMMKで生産した大型乗用車『アバロン』を試験的に販売。さらに98年6月からTMMK製『カムリ』も追加投入した。しかし、99年の販売実績はカムリのみで24台だけだった。

韓国では昨年6月をもって日本製乗用車の輸入を解禁しており、高級乗用車を足がかりに同国市場への本格参入を目指す。

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