運輸省、石原都知事を横目で見ながらディーゼル車の燃費を公表

エコカー 燃費

運輸省は「自動車燃費の一覧表」を発行しているが、これまでは燃費の公表はガソリン乗用車だけに絞っていた。しかし、エネルギー使用の合理化に関する法律(省エネル法)の改正に伴って、ディーゼル車が新たに燃費基準の対象となったため、初めてディーゼル車をこれに掲載することになった。

運輸省は、1977年から、燃費の良い自動車の普及を図るとともに、自動車ユーザーの環境保全、省エネルギーの関心の高めるために「乗用車等燃費一覧」を発行してきたが、1999年度版になって、初めてディーゼル車の燃費を掲載した。ディーゼル車は業務用に使うケースが多く、運送事業者は車種選択の最重要課題に燃費を上げる。ディーゼル車の場合、燃費は販売に大きな影響を与えるため、燃費の測定に自信が無いのか、運輸省はディーゼル車の燃費公表に消極的だった。今回、ディーゼル乗用車と2.5トン以下のディーゼル貨物車だけとはいえ、初めて公表した意義は大きい。

また、1999年度版では、温室効果ガス排出について、ユーザーの認識を高めてもらうため、自動車の走行1キロメートル当たりのCO2排出量を掲載した。1999年4月から実施されている低燃費車(新燃費基準達成車)について優遇税制対象車を色分けして分かりやすくした。今後、運輸省が大型トラックなど、全てのディーゼル車の燃費を公表できるか注目される。

《レスポンス編集部》

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