石原東京都の環境政策に便乗! 整備業界の生き残り策

エコカー 燃費

三井海上火災保険は、東京都内の指定整備工場とともに「三井海上東京エコロジー車検連絡会(エコクリーン東京)」を設立する。石原東京都のディーゼル車へのDPF義務付けや尼崎公害訴訟などで、一般ユーザーの環境に対する意識が高まっているため、これを機会に環境重視の車検や整備を売り込もうというのが狙いだ。

エコクリーン東京は、三井海上の代理店の指定整備工場13社で構成、三井海上がバックアップする。三井海上の車検商品には「環境車検(環境汚染防止整備)」があり、これをユーザーに売り込んでいく。環境車検はエンジン燃焼系クリーニングシステムを使用し、エンジン内の「カーボン」、「ワニス」等を除去する整備を従来の車検・整備にプラスしたもの。これにより完全燃焼に近い状態に改善されるので有毒ガスの低減が実現できるとしている。

一連の規制緩和で、車検・整備の価格競争が激化し、整備工場の経営は悪化している。エコクリーン東京は環境車検を積極的に売り込んで、売上げ増を目指す。

《レスポンス編集部》

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