【日産『ティーノ・ハイブリッド』 Vol. 2】電磁クラッチとCVTがハイブリッドの要

自動車 ニューモデル 新型車
【日産『ティーノ・ハイブリッド』 Vol. 2】電磁クラッチとCVTがハイブリッドの要
【日産『ティーノ・ハイブリッド』 Vol. 2】電磁クラッチとCVTがハイブリッドの要 全 3 枚 拡大写真

4月14日に発売される日産『ティーノ・ハイブリッド』のハイブリッド・システムは、1.8リットルのガソリンエンジンと、発電用/駆動用の2つの電気モーターを組み合わせたもので、走行状態に応じて、モーターのみ(発進・低速走行時)、エンジン+発電(定常走行時)、エンジン+モーター(加速時)の3パターンを切り替える。もちろん減速時にはモーターが回生発電を行ってバッテリーを充電する。

つまりシステムとしては、トヨタ『プリウス』のハイブリッド・システムTHSに近いものである。THSとの違いは、エンジンとモーターの切り替えに電磁クラッチを用いていることと、駆動力をハイパーCVTを介して前輪に伝えているところだ。

THSの「動力分割機構」は変速機構を持っておらず、モーターのアシスト量の制御でギア比を変えるような効果を得ている。これに対して日産のハイブリッドは、電磁クラッチによる出力の切り替えと、CVTによる無段変速機構を備えていることで、出力の緻密なコントロールという点ではTHSより高効率であるといわれている。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『エクストレイル e-POWER』、338馬力デュアルモーターの「e-4ORCE」をインドネシア投入
  2. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  3. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  4. 大胆なブラックバンパーに大反響!ダイハツ『ロッキー』のコンセプトカーを10台限定で市販化
  5. 「ベントレー史上最大のデザイン革命」初のコンセプトEVは、全長5m超えの3名乗りクーペ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る