【ローバー売却分析 Vol. 8】ローバーを救うのはやっぱりホンダだった

自動車 ビジネス 企業動向
【ローバー売却分析 Vol. 8】ローバーを救うのはやっぱりホンダだった
【ローバー売却分析 Vol. 8】ローバーを救うのはやっぱりホンダだった 全 1 枚 拡大写真

BMWがイギリスのローバー事業から撤退するのにともなって生じた混乱について、ホンダは自社のスウィンドン工場で人員募集することによって、収集の一助にしようとしている。

ホンダは120人の技術者、800人の生産ラインスタッフを募集する広告を各誌紙にうった。次期シビックとロゴ後継車の開発・生産に人員が必要なのだ。スウィンドン工場にはすでに300人が働いており、年間15万台のアコードを作っているが、この数字は2002年までに計25万台に拡大する。ホンダの雇用計画は、BMWのローバー売却によりイギリス、ミッドランズ地方で、自動車業界の数万人に失職のおそれがあることから立てられたもの。

1990年代初期、ホンダはローバーを買収する意志があり、その用意もあったのだが、決定寸前にBMWがより好条件を出して買収してしまったといういきさつがある。いっぽう先週の記者会見で、BMWは昨年ローバーは7億ポンド(約120億円)の赤字を出したと発表し、累積赤字は30億ポンド(約5100億円!)に達するという。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  2. 「めちゃくちゃ好きでした、さよなら」フォードGTの販売終了に対しファンからは悲しみの声
  3. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  4. 昭和の子どもたちが憧れた「スーパーカー自転車」が50年ぶりに復活へ
  5. 「アルパインスタイル仙台R4」がグランドオープン、待望の仙台エリアへ出店
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る