【ローバー売却分析 Vol. 9】ライツレの復讐はBMW本体の買収で完了する!! 影にVWとの密約アリ

自動車 社会 行政
【ローバー売却分析 Vol. 9】ライツレの復讐はBMW本体の買収で完了する!!          影にVWとの密約アリ
【ローバー売却分析 Vol. 9】ライツレの復讐はBMW本体の買収で完了する!! 影にVWとの密約アリ 全 1 枚 拡大写真

イギリスの新聞各紙よると、BMWによるローバー売却にともないフォードが18億ポンドでランドローバーを買収したことは、総額100億ポンドでBMWグループ全体を買収するための第一歩に過ぎないという。

BMW筋はこれらの報道を強く否定しているが、同じ報道では、ヨーロッパにおけるフォードのライバルであるフォルクスワーゲン(VW)はこの買収計画をさまたげないともいう。なぜなら買収が成功すれば、フォードはミニとロールスロイスのブランドをVWに譲渡するからだそうだ。現在VWはロールスロイスとベントレー社を所有しているが、2003年からロールスロイス車を製造する権利がBMWに移行することが決まっている。

果たしてフォードによるBMW買収の可能性はあるのかだろうか? アナリストの意見は二つに別れる。ドイツの誇り(尊大さともいうが)にかけてBMW売却はないとする説。そしてあまり表に出てこないが、筆頭株主であるクアント家は“至宝”であるBMWに対するネガティブな報道の連続でBMWの維持に嫌気がさしたという説だ。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産のピックアップトラック、『ナバラ』新型が11月19日デビューへ
  2. 無線LAN内蔵&業界最大4.0インチ、ブリッツのレーザー&レーダー探知機「TL406RW」が発売
  3. 冬を愉しむ上質な『ブリザック WZ-1』は“大人のスタッドレス”、想像を超える快適さは非降雪地域のユーザーにこそおすすめPR
  4. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
  5. スズキと兄弟、トヨタのSUV『アーバンクルーザー・ハイライダー』…「エアロエディション」をインド発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る