「業界親分」ヤナセがピンチ!! オペル&シボレー輸入権手放す!!

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「業界親分」ヤナセがピンチ!! オペル&シボレー輸入権手放す!!
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輸入車大手のヤナセと、米ゼネラル・モーターズ(GM)日本法人は3日、オペル、シボレーの輸入権をヤナセからGM日本法人へ移すと発表した。ヤナセは引き続き両ブランドの販売を継続するものの、1〜2年で撤退する公算が大きい。またヤナセの全国ネットワークをめぐり、アウディなど一部インポーターが再接近しているとのウワサもある。

輸入権とは、輸入車種の選定や価格設定に一定の影響力を持つ、いわばメーカーの肩代わりができる権利。広告宣伝やブランド戦略にも責任を持つが、1台当たり販売価格の20パーセント弱と言われる取扱手数料が大きな魅力だ。ただのディーラー(販売業者)なら、販売手数料は数パーセントしかない。

富士重工業やスズキなどと相次ぎ提携したGMは、デトロイトショーでもオペル、シボレーの輸入権返還を示唆していた。ヤナセはキャデラック、サーブの輸入権を引き続き所有するが、両ブランドの年間販売はわずか5000台で、収益的な厳しさが否めない。 ヤナセはリストラを急ぐ一方、新たな輸入権獲得に動いているとのウワサがある。

《編集部》

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