【ホンダF1ストーキング】マクラーレン&フェラーリに次ぐ力をもっている!!

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【ホンダF1ストーキング】マクラーレン&フェラーリに次ぐ力をもっている!!
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「スタートではクラッチが完璧なタイミングでつながり、ほとんどホイールスピンもせず飛び出せた。バリケッロやクルサードに追突しそうになってフルブレーキを踏んだくらいだ」とジャック・ビルヌーブ。

ダッシュを決めたビルヌーブは1コーナーまでに4台をパス。5位に上がり後続のヤルノ・トゥルーリ(ジョーダン)と順位を激しく争うが、1回目の給油の際の迅速なピット作業もあって、彼を引き離す。終盤のラルフ・シューマッハー(ウィリアムズ)、ミカ・サロ(ザウバー)らと5位をあらそうが、見事これを制し5位でチェッカーを受けた。ビルヌーブは「ぼくらがマクラーレンとフェラーリに次ぐ力を持っていることが証明できたと思う」

14番グリッドからスタートしたゾンタは、1周目にペドロ・ディニス(ザウバー)とペドロ・デ・ラ・ロサ(アロウズ)をかわし、11周目には10位までポジションを上げるが、最初のピットイン後にパワーロスを訴える。「『恐らくエキゾーストの破損なのでそのまま行ける』というピットからの無線の返事だった」とゾンタはいう。

その後を何とかしのいで、初めてのイモラで12位のチェッカーを受けた。「後続に抜かれないようコーナーでずいぶん気を使った苦しいレースだったが、完走できた今は充実した気分だ」

本田技術研究所の保坂武文マネージング・ディレクターは「ジャックには脱帽」する。「レースが進むにつれてブレーキの効きが甘くなったし、前日に背中を痛めていたのにそれを感じさせない攻めの走りだった。ゾンタもよく完走した。これで信頼性に関してはまずまずのレベルに達したと考える。次のイギリスGPでは、パワーに振ったバージョンを投入する予定だ」

《高木啓》

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