最終的な損益6843億円に 〜日産2000年3月期の連結決算発表

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19日、日産は2000年3月期の連結決算を発表したが、新再建計画(いわゆる“リバイバルプラン”)の実施に伴う出費や、リストラに伴う退職金の支払い増などで、特別損失を7111億円計上し、最終的な損益が6843億6300万円になったことが明らかとなった。

最終赤字の幅は、昨年11月に行なわれた中間決算時の予測よりも940億円ほど拡大したが、これは「円高や、保有不動産の評価下落によって生じた損益が当初予測よりも大きくなったため」としている。

結果的には3年連続の赤字となり、売上げ高でもホンダに続く国内3位に転落となった。 来年の3月期決算では、最終損益を600億円まで圧縮するという目標を立てているが、それが実現できるかどうかは微妙ともいえる。

《石田真一》

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