ケンウッド、次世代モバイルの中心技術「ブルートゥース」対応機発表

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ケンウッドは、次世代の近距離無線データ通信技術である「ブルートゥース」を利用し、カーオーディオと携帯電話間のデータ交換を可能とするシステムの実験を終了、商品開発に着手したことを発表した。

ブルートゥースとは、免許不要の2.4GHz帯の周波数を使用し、データ伝送を1Mビット/秒、音声を64Kビット/秒という、極めて速いスピードで行なうシステムで、転送速度などに今後も発展が期待できることから、将来有望なデータ通信システムとして注目を集めている。

ケンウッドの社内実験では、ブルートゥース・ユニットを接続したハンズフリー対応のカーコンポーネントと、同ユニットを接続した携帯電話、およびブルートゥース・モジュール内蔵のマイクロフォンを組み合わせ、音声データやEメール、携帯電話のメモリーにあるアドレス帳などのテキストデータの転送実験を行い、すでに良好な結果を得ているとのこと。

今後、同システムがカーマルチメディアの根幹を占めるようになることは間違いなく、実際に商品化されるのが非常に楽しみである。

《石田真一》

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