ノンステップバス検討会が大混乱!! 理由はディーゼルエンジン

エコカー 燃費

運輸省と通産省、建設省の「ノンステップバス標準化仕様策定検討会」は、第一回目の検討会を開催した。検討会では、環境問題にも対応するべきではとの意見が出され、早くも暗礁に乗り上げる可能性もでてきた。検討会は価格が高額なため、なかなか普及が進まないノンステップバスの仕様を標準化することで価格を引き下げ、普及を図るのが目的。

今回が最初の開催となった検討会の席上で、ある出席者から「バスもディーゼル車である以上、環境問題にも対応するべきではないか」との意見が出された。しかし、価格引き下げが目的の標準化仕様を推進する検討会の席で、逆に価格の引き上げに直結する環境問題を組み入れるのは適切でないとの反論や、環境対策も考慮しなくては次世代車両とはいえないなどの同調意見も入り交じって検討会は冒頭から混乱。早くも行き詰まりの様相を見せている。

混乱の背景には「今回の検討会のイニシアティブをどこの省が持っていくか」などの思惑もあり、すぐには解決しそうにない。

《レスポンス編集部》

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