中古チャイルドシートの安全性、運輸省が指針策定へ

エコカー 燃費

今年4月からチャイルドシートの使用が義務付けられたが、運輸省は今後拡大すると思われるチャイルドシートのリサイクル使用について、購入時に安全対策の目安となるチェック項目などの指針を策定していくことを決め、耐用年数などの調査に着手した。

チャイルドシートは年齢別に使用できるタイプが定められているため、子供の成長に合わせて買い換えていくことになるが、いらなくなった中古品が知人間や、フリーマーケット、それにネットオークションなどで売買されるというケースが最近増えている。だが、そういった場で流通している中古品の中には、現在の運輸省の安全基準を満たしておらず、型式証明の得られていないものや、プラスチック部分が劣化して衝突の衝撃に耐えられないといったもの、説明書が添付されなかったことから、誤った装着に至ってしまうといったケースがあるという。

運輸省ではこれらケースによる事故を防ぐため、今月末にも専門のワーキンググループを設立して、識者などとの情報交換を行い、中古使用のための指針を策定していく。また、現在メーカーからも発表されていない、部品の経年劣化などについても、独自に調査していく。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  2. デンソー・人事情報 2026年1月1日付
  3. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  4. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  5. メルセデスベンツ『GLC』新型、V8エンジンなるか!…12月のスクープ記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る