【CART第7戦 決勝】中野信治15位、優勝したのは意外な…?

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CART『2000FedEXチャンピオンシップシリーズ』第7戦“TENNECO AUTOMOTIVEGrand Prix of Detroit”が18日、今シーズン2度目のストリートコースとして、ミシガン州デトロイトのダウンタウン、ベル・アイル・パーク特設コースで開催された。

朝から降っていた雨も上がり、昼前には路面も完全にドライとなったコース、午後1時10分に84周の決勝がスタート。序盤はファン・モントヤ(トヨタ)、ダリオ・フランキッティ(ホンダ)エリオ・カストロネベス(ホンダ)の順にレースを引っ張る。

35周目、3位を走行していたフランキッティにブレーキダクトのトラブルが発生して後退。その後もモントヤとカストロネベスの熾烈なトップ争いが続くが、61周目レースをリードしていたモントヤが突如CVジョイントのトラブルでピットイン、カストロネベスが1位に浮上。カストロネベスはそのままトップをキープし、CARTシリーズ参戦3年目にして悲願の初勝利を獲得した。

中野信治(ホンダ)は28周目にコース上でスピン。ウイングのダメージによりピットインし、5周遅れの21位となる。しかしその後もレースを続行し、最終的に15位までポジションを上げ完走を果たした。

中野信治(ランキング22位)は「今日は決して楽なレースではなかった。この週末マシンがずうっとナーバスで、原因がつかめないままレースになってしまった。しかし僕にとって今回がCARTで初めてのストリートコースであり、多くのことを学ぶことができた」と語った。

●ドライバーズ・ポイントランキング    
1:P. トレイシー(ホンダ) 59
2:J. バッサー(トヨタ)  54
3:R. モレノ(フォード・コスワース) 52
4:M. パピス(フォード・コスワース) 47
5:G. ド・フェラン(ホンダ) 47
6:J. モントヤ(トヨタ) 46

●マニファクチャラーズ・ポイントランキング
1:フォード・コスワース 120
2:ホンダ 116
3:トヨタ 108
4:メルセデス・ベンツ 39

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