思い出したくない過去があるから!? GM は燃料電池車の開発に慎重な姿勢

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思い出したくない過去があるから!? GM は燃料電池車の開発に慎重な姿勢
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新世代の車として世界的に注目されている燃料電池によるパワープラントだが、世界最大の自動車メーカーGMは開発に慎重な姿勢を見せている。同者では最初の燃料電池モデルの発表を2008年に予定しているが、これは他メーカーが市場に燃料電池車を導入し、その反応を見てから、ということになる。

ダイムラー・クライスラーは2004年には燃料電池車の市販を予定しており、現在は着々とその準備が進められている。フォードもカリフォルニア州でダイムラー・クライスラーと組んで燃料電池車の試作、実験走行に乗り出している。

しかし、GMは世界に先駆けて市販にこぎつけた電気自動車『EV-1』が結局失敗に終わった、という苦い思い出がある。このため、開発費用、実際のコストと販売価格など、市場の反応を見つめながら燃料電池の開発に取り組む姿勢。この慎重さ、果たして吉とでるか凶と出るか。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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