EVなら渋滞にハマる心配なし! なぜこんなにEVを優遇する?

エコカー 燃費
EVなら渋滞にハマる心配なし! なぜこんなにEVを優遇する?
EVなら渋滞にハマる心配なし! なぜこんなにEVを優遇する? 全 1 枚 拡大写真

「ユニバーサル・スタジオなど遊園地の駐車場代が無料になる」とか、「無料で電気のチャージが受けられる」など、EV導入のためのなら「なんでもアリ」というような優遇政策を続けてきたカリフォルニア州政府だが、その努力にも関わらずEVの普及率は依然低迷している。

このためカリフォルニア州ではこの7月から、カープールレーンでのEVの走行を認める新たな法制を実施。カープールレーンとは高速道路の左端(中央寄り)のレーンで、通常は2人以上の乗員のいる車のみが走行を認められているレーンのこと。渋滞時などにもスムーズに走れることが定評のレーンだが、EVに限りドライバー1人だけでもこのレーンを走ることが許可される。

EVの場合、常にバッテリー残量を気にかけている必要があり、渋滞で足留めをくうことはドライバーにとってストレスになりやすい。それを解消し、通勤時にもEVを使うことを奨励するというのが今回の狙いのようだ。

現在州内を走るEVは約2300台と言われているが、これによって多少はEV人気が高まる?

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  3. ダイハツがブランド総合で首位、『ロッキー』が小型SUV部門を制す…JDパワーの新車初期品質調査
  4. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  5. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る