【ホンダF1ストーキング】BARホンダ4位、ビルヌーブ本人がレース解説

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
【ホンダF1ストーキング】BARホンダ4位、ビルヌーブ本人がレース解説
【ホンダF1ストーキング】BARホンダ4位、ビルヌーブ本人がレース解説 全 2 枚 拡大写真
ジャック・ビルヌーブのスタート、改良されたマシン、そしてチームワーク。それらがすべて実を結んで、BARホンダは4位を獲得した。

ジャックの専売特許となったロケットスタートを決めて、1コーナーまでにラルフ・シューマッハ(ウイリアムズ)、エディ・アーバイン(ジャガー)を抜き、5位に。「自分でも不思議なくらい決まったね。午前中はクラッチの調子が悪かったが、決勝までにチームが問題を解決してくれた。スタート成功はそのおかげもある」と本人は語る。

前にはミカ・ハッキネン(マクラーレン)、後ろにはハインツハラルド・フレンツェン(ジョーダン無限ホンダ)が続くが、フレンツェンとの差は徐々に開き、最大6秒以上の差をつけた。「前の4台にそんなに引き離されなかったのにも驚いた」とジャック。

レース中盤はヤルノ・トゥルーリ(ジョーダン無限ホンダ)がジャックを猛追、それをしのいだ後、終盤はラルフが迫る。ウィリアムズはコーナリングに勝るが、ホンダパワーを発揮してストレートで引き離す。「ラルフとのバトルは大いに楽しんだよ。でも抜かれそうな感じはなかった」とジャックはいう。58周目にミハエル・シューマッハ(フェラーリ)がリタイヤしてジャックは4位に上がり、チェッカーを受けた。

リカルド・ゾンタは、ブレーキにトラブルを抱えながらのレース。17周目にコースアウト、リタイヤとなった。「フロントブレーキが何度もロックして、ブレーキのタイミングをどんどん早くしなくてはならなかった。あの周はマシンは遅くなかったんだけど、180度コーナーの進入で全然ブレーキが利かなくて、まっすぐコースアウトしてしまった」

本田技術研究所の保坂武文マネージング・ダイレクターは「技術改良が結果に結びつかず、ここ数戦くやしい思いをしてきた。 しかし今回、自分が正しかったという自信をみんなが持ってくれただろう。また今回からホンダスタッフの大部分が入れ替わったが、仕事に支障はなかった」とフランスGPを振り返った。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  2. レクサス『LS』現行型、最終モデル「ヘリテージエディション」米国発表…250台限定
  3. メルセデス・マイバッハ『Sクラス』に「V12エディション」、100年続くV12エンジンの伝統に敬意…世界限定50台
  4. ヴェゼルの正解ホイールはこれだ!RAYS『HOMURA & RSS』の最新“純正適合ホイール”を一気見PR
  5. ルノー『ルーテシア』改良新型、燃費25.4km/L…エスプリ・アルピーヌ設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る