【突撃値引き対決!!】強気の『エスティマ』、余裕のセールスマン

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【突撃値引き対決!!】強気の『エスティマ』、余裕のセールスマン
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1月11日に発売された『エスティマ』(229万円〜334万円)と1月21日に発売となった『オデッセイ』(212.5万円〜368.5万円)、販売が好調なこの2台の対決は今のところ販売台数では『オデッセイ』に軍配が上がっているが、その陰に“50万円の値引きがある”という噂もある。その噂の検証と、それを聞いたトヨタの反応を確かめるべく、auto-ASCII24記者が値引き額調査を都内ディーラーで行なった。

記者はトヨタカローラ店へ出向き、まずは“オデッセイ50万円値引き”話でエスティマの様子をうかがった。ところが以外にも反応は薄く、いくらオデッセイの話をしても最初に提示された5万円という数字は崩さないどころか、「オデッセイなら30万は引いてくれますよね。お金に余裕のない方はそっちへ流れますよ」などと余裕の発言をかまし、強気の姿勢を見せた。さらに、「ウチはこれからワンプライス制を採っていきますから、ほとんど値下げはしませんよ」と付け加えた。

そうした2時間の交渉の末、1万4000円分の付属品を無料とし、端数繰り上げの合計7万円というところまでこぎ着けることがやっとであった。記者が「オデッセイよりも高いお金を出して買うほどのそのセールスポイントとはなんですか?」と尋ねると、返ってきた答えは「トヨタクオリティです」である。なんとも強気!!

その言葉を裏付けるように、実際売れているグレードは、8人乗り3.0リットルの『G』という最上級グレード。『アエラス』というエアロパーツの組み込まれたものも人気だとか。カラーも「ホワイトパールマイカ」という3万5000円高いカラーが人気だ。現在はどのグレードも関係無く2カ月待ちだ。

購買層は幅広く、年齢は20代〜50代までとさまざま。やはり先代エスティマからの乗り換え組も多いという。こうまでしてエスティマを選ぶ人の多くは、「トヨタ」というブランドネームに惹かれているのか?

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