【突撃値引き対決!!】「オデッセイ50万引き」は本当、そのからくりはこうだ!

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【突撃値引き対決!!】「オデッセイ50万引き」は本当、そのからくりはこうだ!
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記者はトヨタ『エスティマ』に続いてホンダプリモ店で『オデッセイ』の値引き交渉と噂の検証を行った。営業マン氏はまず第一声で、「だいたい5〜6万ってところですね」と噂からはほど遠い値引き額を提示したので、こちらも先ほどのエスティマのカタログと見積書を持ち出すと、面白いように値引きの話は進みだした。

そこで“50万値引き”の話を持ち出すと「いや、それは嘘ですね。その額はディーラーの取り分よりも高い金額ですよ。2.3リットル仕様で46万円、3.0リットル仕様で50万円ですからそれはあり得ません」と具体的な数字で分かりやすく説明してくれた。さすがは『エスティマ』、効果バツグンである。

実際にできる値引き額は28万円とプラスアルファである。これだけ具体的にしゃべってくれるとその数字に納得できる。さきほどのトヨタの営業マン氏とはうってかわってホンダの営業マン氏とは大変気持ちのいい商談ができた。おそらくこの後で、ハンコを押すときまた若干の値引き、さらに下取り額に上乗せして、実質値引き50万円になるのだろう。

『オデッセイ』の主な購買層は20代〜30代と、『エスティマ』に比べ比較的若い人に人気があるようで、売れるグレードも2WDの2.3リットル4気筒の『M』のオーダー記号『1Y242』というナビ付きで250万5000円という安めのグレードが人気だ。ちなみに人気のカラーは『プレミアム・ホワイト・パール』という3万円高のカラー。2.3リットル仕様なら納車までは10日とすぐに乗ることが出来る。

『エスティマ』とはちがって、こちらは先代『オデッセイ』からというよりは、『シビック』などのセダンからの乗り換えのお客が多いという。

改めて振り返ってみて、実用面でエスティマとオデッセイを比較するなら、スライドドアが必要とか、8人乗れないとダメとかの特別な理由がない限り、断然オデッセイがお買い得である。オデッセイは3列目のシートもきちんと収納できるし、安っぽさだってない。なにより同じグレードで30万円も上乗せする理由が『トヨタ』という看板なのだ。さらに付け加えると、営業マンの接客態度だってホンダの方がすばらしかった。

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