「スイッチの場所が悪い」というドライバーに、『どこでもスイッチ』!

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「スイッチの場所が悪い」というドライバーに、『どこでもスイッチ』!
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電子部品メーカーのアルプス電気は5日、スイッチボタンにID機能を持たせた「どこでもスイッチ」を開発したと発表した。

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この「どこでもスイッチ」は、操作スイッチを配列したモジュール内での、スイッチの移動を可能としたもので、運転者の使い勝手および自動車メーカー側の開発・生産負荷の低減を目的としたもの。スイッチボタン自体に、例えば「エアコン/デフロスタ」などの具体的な機能をIDとして与え、モジュール内のどこにボタンを置いても、その機能を使えるようにしてある。

「頻繁に使うスイッチを手前に、使わないものを奥に」といった、使い勝手優先の配置換えをユーザー自身の手でも行える。メーカーにとってもモジュールユニット設置さえ行えば、仕向け地によって配線を帰る必要もなく、ボタンの配置を替えれば左右どちらの運転席にも対応できるため、作業工程が減るというメリットがある。

現在、すでにいくつかのメーカーがこの製品を採用しており、まもなく市販車に登場する予定だという。

《石田真一》

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