あちらが立てばこちらが……アメリカでアルコール混入ガソリン

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あちらが立てばこちらが……アメリカでアルコール混入ガソリン
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アメリカ環境保護局(EPA)はクリーン・ガソリンの規制を少々ゆるめ、エタノール混入のリフォームガソリンの導入を進める方向を示した。リフォームガソリンとは排ガスを減少させるためにガソリンに燃焼剤などを混入させ、二酸化炭素などの排出量を少なくさせたもの。

アメリカではMTBEがもっとも一般的に使用されてきたが、MTBE燃焼ガスによる地下水への汚染の被害が各地で報告され、州によっては使用禁止を決定したところも。エタノールはMTBEにかわる存在だがやや燃焼率は落ちるため、排ガスに含まれるガソリン燃焼ガスからの有害成分が多くなる。EPAではその規制を緩和させてエタノール使用を奨励していくという。

ただしエタノールはMTBEにくらべると価格が高い。アメリカ中西部などのトウモロコシの産地ではエタノールを大量に生産することで経済的にうるおうだろうが、一般的にはガソリン価格の上昇につながると考えられている。EPAではエタノールの価格が釣り上げられないよう監視も行うと発表しており、今後のリフォームガソリンの主流がエタノールになることは間違い無さそうだ。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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