真の目的は違うけど…。GMが障害者のためのウェブページに協力

自動車 社会 社会

GMは身体障害者によるインターネット・コミュニティである「iCan」と提携し、身体に障害がある人向けの自動車ウェブ・チャネルを8月から開設することになった。

このオンライン・チャネルでは障害のある部位ごとに必要とされる機能を持った車を紹介し、その情報を提供する。また特殊なニーズを持つ人のためにはどこでどのように車の改造が行えるか、などの情報も提供される。また、このコミュニティの掲示板ではそれぞれ身体に障害を持つ人が自動車にどのような機能を望んでいるか、実体験記なども寄せられ、それがGMの障害のある人向けの自動車開発へのフィードバックにもなる。

現在身体及び精神的な障害に苦しむアメリカ人は5400万人にものぼる。自動車メーカーにとって障害者向け車両は大きなマーケットにもなっているのだ。GMがこうしたチャネルを開発し、GMの車を障害を持つ人々が車を購入する場合のファースト・チョイスとなるよう努力をすることは非常に意義のあることだ。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…土曜ニュースランキング
  2. 大人の秘密基地のキャンピングカー提案、「TRIP BLACK EDITION」出展へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. 【ホンダ ADV160 試乗】彩りとわくわく感あふれる「アドベンチャー」スクーター…伊丹孝裕
  4. 日産『ムラーノ』、「プロパイロット」搭載でハンズフリー運転が可能に…米2026年モデル
  5. 【ダイハツ ムーヴキャンバス 新型試乗】「ワゴンRスマイル」と双璧をなす“癒し軽”…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る