マツダのiモードサービス---純正カーナビとして初

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
マツダのiモードサービス---純正カーナビとして初
マツダのiモードサービス---純正カーナビとして初 全 1 枚 拡大写真

マツダが独自の情報サービスとして『マツダ・テレマティックス』をスタートさせた。すでに、トヨタのモネ、日産のコンパスリンクなど、各自動車メーカーとも独自のクルマ専用の情報サービスに熱心だが、このサービスは先日発表されたミレーニアムに搭載されたカーナビを使って利用できるもの。

このサービスが持つ最大の特徴は、純正ナビとしては初めて“iモード”に対応させたこと。もちろん、独自のコンテンツも用意したということだが、人気のiモードにも接続できるようにしたことで、独自のコンテンツではカバーしきれない豊富な情報がキャッチできるというわけだ。

自前で情報を揃えるのは資金的にも、手間にしても相当に大変なことだから、どちらにしても余裕がないとそう簡単にできるものではない。かと言って、これから本格化するITS社会に向けて次世代サービスの柱としても見逃すわけにはいかないわけで、その意味でマツダはiモードという豊富にコンテンツを揃える情報サービスを利用したというわけだ。

とくに、このiモードへの対応は、すでに契約者数が800万人を超えたと言われる多くのユーザーが利用可能となるわけで、これまでのクルマ専用情報サービスに比べて圧倒的に知名度が高い。ユーザーの親しみやすさからいってもかなり有望と考えていいと思う。

しかも、iモードはパケット通信だから一度受信してしまえば接続していても課金されることはないというメリットもある。接続時間を気にせず情報を見たり利用したりできるのはとても魅力的なのだ。iモードの課金システムは、モバイルバンキングやチケット予約など、iモードが持つサービスも利用可能となるわけで、幅広い使い方が可能になるものとして注目されている。入会金や会費が無料というのもいい。ただし、iモードの利用料や通信料は別途かかるので注意が必要だ。もちろん、携帯端末はiモード対応の製品を使うことが条件となる。

《会田肇》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 軽自動車よりも小さい! 15歳から運転できるオペル、約132万円から販売
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る