運輸省が安全対策シンポジウムで自画自賛

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運輸省は「第1回自動車安全対策シンポジウム(より安全なクルマを目指して)」の結果について、200人を超える参加者を交え、活発な討論が展開されたと発表した。

シンポジウムでは、昨年6月の運輸技術審議会答申に基づいて設置された「車両安全対策総合検討会」におけるこれまでの検討結果が報告されるとともに、学識経験者、ユーザー代表、メーカー団体代表などの関係者によるパネルディスカッションが行なわれた。

パネルディスカッションでは事故調査分析の拡充強化が必要であること、現在の安全対策や今後の対策の検討に関する情報提供が重要であること、乗用車のみならずトラック・バスの安全対策も重要などが問題提起された。

シンポジウムは安全対策の策定過程の透明性を確保するため開催されたもので、当日得られた意見及び寄せられた意見は検討会がまとめる検討結果に反映させるとしている。本当に反映させるのか、「検討会の検討過程の情報をもっと積極的に公開していくべきだ」とのシンポジウムでの一般からの意見にも運輸省が対応するのかをまず見たい。

《レスポンス編集部》

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