ダイムラークライスラーがアメリカのトラック市場征服へ?

自動車 ビジネス 企業動向
ダイムラークライスラーがアメリカのトラック市場征服へ?
ダイムラークライスラーがアメリカのトラック市場征服へ? 全 3 枚 拡大写真
ダイムラー・クライスラーがトラック部門強化のための企業買収をアメリカで行っている。まずディーゼルエンジン・メーカーのデトロイト・ディーゼル社の株式を、現在50%近くを所有しているペンスキー社から1株あたり23ドルで購入。ダイムラー・クライスラーはデトロイト・ディーゼルの株式21.3%を元々保有しているため今回の買収でデトロイト・ディーゼルをほぼ手中に納めたことになる。

またダイムラー・クライスラーの子会社であるトラックメーカー、フレイトライナー社も同時にウェスタンスター・トラック社の株式の買収をオファー。これはこの秋ウェスタンスターの株主総会での投票で売却か否かが決定されるが、ほぼ決定と見られている。

これらの二つの動きから、ダイムラー・クライスラーが商業用トラック部門の拡張に大きな野心を抱いているのは明らかで、旧ダイムラーベンツが元々大型トラックに強い企業だったことからますますダイムラー色が強まっていきそうだ。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  2. ダイビングで拾ったゴミとMITSUBISHIトライトンで見つけた新しい相棒関係PR
  3. スバル、米国顧客満足度指数調査で総合1位…安全性部門は6年連続首位
  4. レクサス『IS』改良新型、表情一新…2026年発売へ
  5. フィアット『グランデパンダ』、ガソリンエンジン+6速MTを欧州設定…電動車以外の選択肢に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る