三菱自動車工業は『リベロ』のリコールを届け出たことについて、今回の一件はクレーム隠しによる届け出では無いと発表した。その際、「リコール対象車は今年6〜8月に生産・販売した1000台で、今回の経験(リコール隠し)を踏まえ迅速に処理することを社内で徹底した結果」リコールを届け出たと説明した。
たしかに8月3日まで生産していたものを、10日にリコールを届け出るのは通常から考えて早い。しかし、あれだけ大規模なリコール隠しをしていながら迅速な処理をアピールするのはいかがなものか?
ちなみに、三菱自動車は、クレーム隠しの事実関係については現在、調査中でお盆休み明け、8月21日の週には公表するとしている。