日本自動車タイヤ協会は7月28日、東名高速の浜名湖サービスエリアでタイヤの磨耗率などを調査したが、この度、その調査結果が明らかとなった。
対象となった車両は合計で401台で、乗用車が225台、トラック119台、バス57台という内訳だが、このうち106台はタイヤの溝の深さ、空気圧不足、磨耗などの面で「不良」と判断された。車種ではトラックが全体の39.5%に達し、長期間の使用によるとみられる溝の不足や、空気圧不足など、比較的単純な整備不良が目立つ結果となっている。
乗用車やバスなども合わせた全車種の不良率は26.4%となり、前年比で7.9%も上回った。自分の足元には気を配らない人が増えているということだが、タイヤが意外に重要なパーツであることは皆様お忘れなく。