大阪府は2002年度から、府庁舎に物品を納入する配送の自動車を低公害車や最新排ガス規制車に限定する方針を固めた。ディーゼル車規制では、東京都が2003年度から、都内を走行するディーゼル車を規制する方針だが、大阪府では一足早く、足元から規制を強化する。
大阪府は「グリーン配送」として、府庁舎への物品を納入する自動車を電気自動車や天然ガス自動車などに限定、黒煙を吐くディーゼル車を締め出す作戦だ。物品購入契約の際にディーゼル車の出入りを認めない旨を明記して、職員による抜き打ち検査も行う。違反した場合は罰則も設ける方針だ。