【自主回収】ファイアストンがついにタイヤの自主回収に乗り出す

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フォード『エクスプローラー』に取り付けられていたタイヤが走行中に引き裂ける、という欠陥から191件の事故を引き起こした、と NHTSAの調査を受けていたファイアストンが、ついに同型タイヤおよそ650万本の自主回収に乗り出した。対象となるモデルは『ATX』、『ATXII』、『ワイルダーネス』タイヤの三種類。

ファイアストンではまずSUVの普及率が高いアメリカ南部、カリフォルニアを中心にリコールを始める。ファイアストンでは「空気圧を適正に保っている限り走行中に引き裂ける事故は起きない」としているが、特に気温の高い州で同様の事故が起きていることから、天候と高速運転の関連性が疑われている。

同型のタイヤは世界中でおよそ4800万本が販売されているが、ファイアストンではP235/75R15というサイズでイリノイ州デカターの工場で作られたもののみをリコール。ほとんどのタイヤはフォード・エクスプローラーに使用されているもので、ファイアストンでは、同じタイヤ、もしくはユーザーが望めば他社の同様のモデルのものと無償で交換すると言う。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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