日本で欠陥隠しが話題になった三菱自動車に対し、アメリカのNHTSA(道路交通安全局)はアメリカで販売されている三菱車に対する独自の調査を行うことを決定した。
三菱は日本でのリコールの後アメリカでも『ギャラン』、『ミラージュ』などに対してリコールを行っているが、その数はわずかに1万台。三菱がヨーロッパで12万台のリコールを行うことから比べるとかなり少ない数字だ。
三菱側は今回のリコールで安全は確認される、としているが日本での騒ぎが大きかっただけにNHTSAは安全確認調査の実施を決定した。企業倫理に厳しいアメリカでは20年以上も欠陥の事実を隠していた、ということに対する社会的な責任は重大であり、三菱が大きく信用を落としたのは確かなようだ。