トヨタ、中南米でのシェア拡大を狙う、狙う、狙う

自動車 ビジネス 企業動向

トヨタ自動車は4日、中南米での生産体制を見直し、部品の調達率を引き上げたりすることなどよって、現地の生産事業を2002年までに強化していくと発表した。計画によると、2002年までに中南米地域における『カローラ』の生産能力を、現在の2万台から6万台規模まで大幅に増強。このエリアでの販売の寡占化を進め、域内での輸出も強化する。

ブラジルの現地工場では、現在カローラを年間1万5000台の規模で生産している。これを新型プレス工場の整備などで、一気に3倍まで増強。ブラジルからカローラの完成車を輸入して販売しているアルゼンチンは、現地工場の規模を拡大することで、一部のモデルを現地での生産に切り替える予定だ。また、ベネズエラでは部品の現地調達率を上げ、コストを下げることで価格を維持し、競争力に力をつける。

トヨタでは域内での部品の相互供給などを積極的に行うことで、中南米での生産体制を今後も強化していくとしている。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  2. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  5. ホンダ『シビック』の顔が変わる! 英国版のグリルとバンパーが新デザインに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る