【ホンダF1ストーキング】すごいぞリカルド! 今シーズン最高!!
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セーフティカーが退いてレースが再開、ジャックは4位のラルフ・シューマッハ(ウイリアムズ)に付け入る隙を与えない。直線スピードがあり、大部分のチームと同様ワンストップ作戦だったことから表彰台は確実かと思われた。ところが15周目に電気系トラブルが発生、リタイヤしてしまった。
リカルドは2回ストップ作戦。事故による緊急ピットインでむずかしい立場に置かれたゾンタは、次々に先行車を抜き21周目には3位にまでポジションを上げる。予定したピットインで12位まで後退するが6位まで復帰、通算3回目のピットインも順調に行なわれ、そのまま6位でチェッカーを受けた。
本田技術研究所の保坂武文マネージング・ダイレクターは次のようにコメント。「リカルドは予選での不運をはねのけて、ファイトあふれる走りを見せてくれた。終盤はリヤブレーキが甘くなって攻めることができず、あれがなければ5位も可能だった。今シーズン最高の出来だった」
《高木啓》