「リコールに積極的な会社です」と、今さら演出してもね

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「リコールに積極的な会社です」と、今さら演出してもね
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フォードは11日、ファイアストン社製タイヤのリコール問題に関し、本来は完成車用として納入されたタイヤをリコール対策用に充てるため、『エクスプローラー』の生産を行っている工場の操業を停止しているが、その措置をあと1週間延期すると発表した。

フォードではミネソタ、ミズーリ、ニュージャージーなど、エクスプローラーの生産を行っている3工場の操業を8月28日から今月10日まで一時ストップし、完成車用としてファイアストンから納入が行われていたタイヤをリコール用に充てると発表していたが、さらに1週間停止することに決めた。今後も1週間おきに操業再開を検討するという。

同社では「リコールを円滑に進めるため」としているが、その背景には下がりすぎた株価と、売上を回復するためのイメージ戦略という見方もある。フォードは先日、アメリカ証券取引委員会に「一連の操業停止と、売上減少に伴い、収益が減少する見込み」という報告を行っている。

《石田真一》

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