【新時代『シビック』Vol. 12】“気持ち良さ”のデザインって何?

自動車 ニューモデル 新型車
【新時代『シビック』Vol. 12】“気持ち良さ”のデザインって何?
【新時代『シビック』Vol. 12】“気持ち良さ”のデザインって何? 全 2 枚 拡大写真

今回の『シビック』の開発テーマとして“気持ち良さ”という言葉が何度も出てくる。気持ちいいインテリアデザインというものは理解できるが、気持ちいいエクステリアデザインというのは観念的すぎてよく分からない。このあたりをどうとらえてデザインに反影させたのか。

「気持ちいい空間で安心できるような、守られ感のあるエクステリアデザインを目指しました」とは小林正樹アシスタントチーフデザイナーの談。具体的にはクルマの“下半身”にそれが現れている。

先日発表された『カローラ』では下半身を軽く見せる処理をすることで背高感を抑えようとしていたが、シビックでは下半身を逆に強調しようというのだ。これはどちらもボディが背が高くなったことで、走りの安定感がなくなるというのを避けるためだ。シビックの選択は、乗用車ということにこだわった結果であり、走りという要素から安定感につながるというホンダらしい考え方である。

実際、シビックにはルーフの処理やホイールベースなどの関係から、背高感はさほど感じられない。カローラとシビック、どちらもクルマの性格、デザイン手法が全く異なるものとしてさらに独自の道を歩み始めたが、あくまでライバル同士というところが面白い。今後この2台の動向が楽しみである。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る