【新時代『シビック』Vol. 12】“気持ち良さ”のデザインって何?

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【新時代『シビック』Vol. 12】“気持ち良さ”のデザインって何?
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今回の『シビック』の開発テーマとして“気持ち良さ”という言葉が何度も出てくる。気持ちいいインテリアデザインというものは理解できるが、気持ちいいエクステリアデザインというのは観念的すぎてよく分からない。このあたりをどうとらえてデザインに反影させたのか。

「気持ちいい空間で安心できるような、守られ感のあるエクステリアデザインを目指しました」とは小林正樹アシスタントチーフデザイナーの談。具体的にはクルマの“下半身”にそれが現れている。

先日発表された『カローラ』では下半身を軽く見せる処理をすることで背高感を抑えようとしていたが、シビックでは下半身を逆に強調しようというのだ。これはどちらもボディが背が高くなったことで、走りの安定感がなくなるというのを避けるためだ。シビックの選択は、乗用車ということにこだわった結果であり、走りという要素から安定感につながるというホンダらしい考え方である。

実際、シビックにはルーフの処理やホイールベースなどの関係から、背高感はさほど感じられない。カローラとシビック、どちらもクルマの性格、デザイン手法が全く異なるものとしてさらに独自の道を歩み始めたが、あくまでライバル同士というところが面白い。今後この2台の動向が楽しみである。

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