富士重→三菱→富士重…、不祥事のキャッチボール!?

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富士重工業が1999年度3月期までの3年間に、合計で15億円の所得を隠していたとして、東京国税局から指摘を受けていたことが明らかになった。このうちの4億円は、経理作業上でのミスや当局との見解の相違とちがって、意図的な所得隠しだったとして重加算税として6億円余りを追徴課税され、同社は納付したとしている。

調べによると、同社は各部署に割り当てられている内部予算を決算期末に消化する必要があるため、メーカーからディーラーに支払われるインセンティブや工場の修繕費用など、本来なら次期に計上しなければならない費用を前倒しして決算に計上して所得を見かけ上少なくしていた。しかも、同社では請求書の日付を改ざんして虚偽の申告を行うなど、4億円余りを明らかに意図的の所得隠しを行なっていた。残りの10億円強は経理上のミスから過少申告していた。

三菱自動車工業はアメリカでのセクハラ事件、総会屋事件、リコール隠し、クレーム情報隠し事件などを起こし、富士重工業はリコール隠し、海上自衛隊の救難飛行艇開発を巡る政治家への受託収賄と不祥事が頻発している。さて次はどっちの会社が?

《レスポンス編集部》

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