利権のためには何だってやる!! 腐り切った運輸省……

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運輸省の藤野公孝大臣官房総務審議官は、来年夏にも予定されている参議院選挙に出馬するため、18日付けで退任した。藤野氏は今年6月に総務審議官に就任したばかり。3カ月間での退任に、選挙のために「大臣官房総務審議官」のポストを与えたのは明白と運輸省、そして藤野氏に対する批判の声が高まっている。

藤野氏はこれまで、自動車交通局総務課長や運輸政策局政策課長などを経て、1998年に航空局の監理部長として、ようやく部長職に就いた。1999年7月に運輸政策局の観光部長に就任、約1年後の今年6月に大臣官房総務審議官に就任したばかり。それが今回、参院選に出馬するために3カ月で退任したことから、選挙のためにポストを与えたとの疑惑が浮上している。選挙に出るのに運輸省の観光部長では迫力が無い。それよりも運輸省の大臣官房総務審議官の方が一般の人にはウケが良く、ハクも付くというわけだ。

運輸省としても出身政治家が1人でも増えれば、今後の利権確保に役立つので、何としても応援したいというわけだ。利権のためならポストだろうが何だろうが利用する官僚のレベルの低さがうかがえる。藤野氏は奥さんの力を借りて、参院の比例代表に出馬する予定だ。

《レスポンス編集部》

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