NOx規制に終わりは無い? 努力の成果がやっと見えたのに

エコカー 燃費

運輸省は、今年3月末時点の自動車NOx法の特定地域での「特定自動車排出基準適合車」の割合が89.5%となったと発表した。自動車NOx法が施行された1993年3月末では特定地域の基準適合車の比率は36.9%で、7年間でかなりのレベルまで上がった。ちなみに特定地域外における今年3月末時点の基準適合車の割合は58.6%で、NOx法が基準適合車への代替に一役かっている実態が浮き彫りになった。

車種別では、基準適合車への代替が最も進んだのはトラックで90.0%。環境配慮を求める声が高まる中、特定地域内の運送事業者が自助努力で代替を規制適合車への代替を進めている。ただ、自動車NOx法は現在見直しの作業中であり、これが終わると再び規制が強化される見通しだ。事業者にまた環境のための努力が求められることになる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  2. アプリリア、“鈴鹿未体験”のオールイタリアンチームで3年ぶりの8耐表彰台
  3. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  4. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  5. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る