「本当は隠していただろう!?」と、下院議会でファイアストン追及

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「本当は隠していただろう!?」と、下院議会でファイアストン追及
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アメリカ議会・下院で21日に開かれたファイアストン問題に関する公聴会の席上、議長のトーザン議員は「1996年にファイアストンは問題となったタイヤの設計変更を行ったにも関わらず、道路交通安全局(NHTSA)に報告しなかった疑いがある」と指摘した。

トーザン議員によると、ファイアストンでは1996年頃にタイヤのドレッド面が走行中に剥離するというトラブルを把握。イリノイ州・ディケーター工場製の一部製品に製造上の欠陥があったことを認識したにも関わらず、それら事実をNHTSAに報告しないまま、1998年までにタイヤの仕様を変更するモデルチェンジを行ったという。

この指摘に対し、ファイアストンのランピ副社長は「安全上の問題はなく、モデルチェンジは作業工程の変更によるもので、報告義務のあるものには当たらない」と回答、さらに「わが社で行うテストとは、政府基準の数値よりさらに厳しい条件で行うので、破損する可能性が高いのは当然であり、ここで壊れたことが即欠陥であるとは言えない」と反論している。

《石田真一》

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