『シビック』がこれからの基本です。クルマも、そしてそれを作る工場でも

自動車 ビジネス 企業動向
『シビック』がこれからの基本です。クルマも、そしてそれを作る工場でも
『シビック』がこれからの基本です。クルマも、そしてそれを作る工場でも 全 1 枚 拡大写真

新型『シビック』を生産している、ホンダの鈴鹿製作所・第一製造ラインは、生産効率と柔軟性を高めた新しいタイプの設備となっているが、その概要が26日に発表された。

シビックの生産に合わせ、第一製造ラインに導入された設備は高い汎用性を持っている。複雑な治具ではなく、シンプルな機能のものを使うことで、その機種専用の投資を抑え、他のクルマの生産時にも使えるようにしたほか、ロボット制御の最適化などで作業自体も効率化している。また、塗装工程では中塗りと上塗り用の塗料を日本では初めて水性化している。この水性塗料の採用拡大によって、VOC(揮発性有機化合物)の排出量を1平方メートルあたり20ミリグラムに削減し、世界最少の米国基準なみに抑えることに成功した。工程の移動に使う搬送装置も汎用タイプとすることで、同一ラインではあるが、生産可能なモデルは8車種に拡大されている。

ホンダはこのタイプの生産ラインを徐々に全国の生産拠点に設置していく予定で、『シビックフェリオ』を生産する鈴鹿製作所の第三ラインと、『アコード』などを生産する狭山工場の第二ラインには一部に新設備を導入済だ。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  4. V8エンジン搭載のレクサスセダン『IS500』がクライマックス! 950万円の特別仕様を発売
  5. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る