リコール関連法規の強化---マケイン法案にメーカーは大反対

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共和党のマケイン上院議院(大統領予備選挙でブッシュ候補に破れた議員)が提案した高速道路安全法案が暗礁に乗り上げている。この法案では「自社の製品に危険性があることを知りながら消費者を間違った方向に導いた」自動車メーカーの役員を、最高15年間刑務所入りさせる権限を裁判所に与える、というもの。

日本の三菱のリコール隠しやフォード/ファイアストンなどの一連の事件をきっかけに、メーカーにより大きな社会的責任を負わせることで製品の安全性に責任を持たせるのが狙い。

しかしメーカー各社やロビイストがこの法案に反対。基準が曖昧であり、裁判所の権限行使を強めすぎることは危険など、様々な反対理由を提出している。このままでは法案は暗礁に乗り上げてしまうことになる、とマケイン議員は警告。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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