中古車販売は好調、その中で小型車は不振---なぜ?

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日本自動車販売協会連合会(自販連)が12日に発表した2000年度上半期(4〜9月)の中古車登録台数は、前年同期比1.3%増の266万7289台となり、上半期としては4年ぶりにプラスに転じたことが明らかになった。

登録実績を車種別にすると、乗用車は前年同期比1.3%増の227万2024台。内訳は普通乗用車が同11.8%増の83万3019台で、小型乗用車は同3.9%減の143万9005台となっている。トラックは同0.5%増の30万0419台。普通トラックが3.6%増の10万0334台とわずかながら伸びたが、小型トラックは逆に1.0%減の20万0085台になっている。バスは同1.2%増の8472台だった。

普通乗用車が伸びている要因として、自販連では「バブル期に販売された車両が中古車市場に大量に流れているほか、新型車でも3ナンバー化が進んでいることから、良質の車両の流通が活性化したため」としている。一方、小型乗用車がマイナスとなったのは、新車販売が低迷していることに原因があり、これによって市場に流れる台数も少ないためではないかとしている。

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