『ラピタ』11月号 税込み価格580円 発行：小学館
今月の『ラピタ』は「国産自動車の先進性」を特集する。次々と新型車がデビューし、トヨタ『セルシオ』などは、まるで魔法のような先進技術盛り沢山だが、セルシオ以外にも乗っていて気付かないような最新技術は普通にあなたのクルマにも搭載されている。それらを分かりやすく説明すると共に、海外の視点からの日本車についてもいくつか取り上げる。
中でも気になるのは自分のクルマが海外では一体いくらで販売されているのか?ということではないだろうか。かつて日産『スカイラインGT-R』は海外で1000万円もしていたという。実際はどうなのか?
トヨタ『アルテッツァ』は日本で206〜261万円だが、英国では約319万円、3リットルモデルの『IS300』を販売するアメリカでは約403万円と、日本よりも1.5倍以上の値段がついている。また『セルシオ（旧型）』も英国では最も高い約780万円の値がつく。『スカイラインGT-R』も現在右ハンドルがイギリスに少量輸出されているが、これも約780万円とやはり高い。
逆にメルセデスの『Cクラス』やBMWの『3シリーズ』などはフランスやドイツでは約260万円くらいで、日本のほぼ半分に近い値段で販売されている。『Eクラス』や『5シリーズ』もフランスやドイツでは、400〜500万円台で購入が可能。なんと『セルシオ』より安いのである。他にポルシェ『911』は日本より300万安い600万円台で買えるし、フェラーリ『360モデナ』だって500万円近く安い。もうこりゃ海外で住むしかないわ!!
