【これが日産『エクストレイル』だ! Vol. 10】電車の窓が快適性を?

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【これが日産『エクストレイル』だ! Vol. 10】電車の窓が快適性を?
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『エクストレイル』のサイドビューを締めるのは、ブラックアウトされた6ライトのウインドウ。とくに後部のウインドウ面積は広く、後部座席に座っても圧迫感は感じない。

「普通だったら、これぐらい前後に長いラインが引かれると、デザイナーは後方に絞っていくウェッジスタイルにしてしまうものなんです。そのほうがスポーティに見えますから。でも、あえてそれをやらなかった。ルーミーさやインテリア空間について、前後の席で差を作りたくなかったんです」

乗員4人が快適という当初からのコンセプトをくずさないため、とシニアデザイナーの豊田泰治さんはいう。後席ウインドウを全開式にしなかったのも、可動部とはめ殺し部分とを分割するフレームで後部座席の視界を遮りたくなかったから。実際に試したところ、全開はできないものの、採用案のほうが快適だったそうだ。まるで電車のような窓ですよ、と豊田さんは笑う。

「リアピラーにしても、最近は太い傾向です。これは、スタイリングでは太いほうが安定し、カッコもいいためですが、後方視界や安全性からすれば細いほうがいい。そこで、それぞれのまとまりのいいバランスを考えながら、一番細くできるサイズを決めていったというわけなんですよ」

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