【これが日産『エクストレイル』だ! Vol. 12】こんな手法でデザインされた!

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【これが日産『エクストレイル』だ! Vol. 12】こんな手法でデザインされた!
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『エクストレイル』のインテリアデザインは、多人数が使うコミニュケーション・ゾーンと個々が使うパーソナルゾーンに分けるというコンセプトにしたがって進められたという。コンセプターが提案した作業もまた変わっていたそうだ。インテリアを担当したのは、日産自動車・デザイン本部のチーフ・プロダクトデザイナー、中島敦さんだ。

「まず数人のインテリアデザイナーが、メーターパネルや時計といったインテリアの各部分に関して、さまざまなものを持ち寄りました。たとえばサンプルだけでなく、雑誌のキリヌキとかも。それを1枚の紙にベタベタと貼ってみたんです。そこでできたのが、大きな腕時計のような円形のメーターを中央に、ウェットスーツ素材のようなパネルが左右に伸び、シートは撥水加工されたスキーカバーのような素材でできたものでした」

そんなコラージュを目の前にして、『これでいい』と確信したという。それからは、コラージュを実際のクルマにしていく作業だったそうだ。完成したのは、センターメーターを中心にシンメトリーに構成されたインスツルメントパネルだ。

「最近ではルーティンワークからは、新しいものはできないことがわかってます。かつて『Be-1』はステーショナリーからイメージしましたし、今回もけっしてイレギュラーな発想ではないですが、それでもこれほどうまくカタチにまでなったことはなかったですね」

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