【三菱自動車の贖罪 Vol. 3】『セディアワゴン』発売へ一歩だけ前進!?

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【三菱自動車の贖罪 Vol. 3】『セディアワゴン』発売へ一歩だけ前進!?
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三菱自動車工業は、リコール業務の点検見直しと同時に、運輸省から指導を受けていた「型式指定車製作時の品質管理が適切に実施されているか点検」の結果も報告した。

点検では、1998年10月から2000年9月までに生産された全31車種、10万35791台について、完成検査等の品質管理が確実に行われているかと型式指定に関する必要な手続きを確実に行なっているかを調査した。

この結果として『パジェロ』、『ミニカ』、『タウンボックス』の一部で、制動装置の部品(ブレーキパッド)について、構造変更承認が必要だったことが判明したので、10月10日に申請、16日に運輸省から承認を受けた。構造変更届け出せずに勝手に部品を交換したことから、運輸省は11日付けで警告書を出している。同様のことは、富士重も行なって先日警告書を受けている。また、完成検査チェックシートを変更したが、運輸省に届け出てなかったことも判明、17日に届け出た。完成検査でも抜き取り検査台数が一時期社内で未達成のもがあり、不足分を追加して19日に完了したとしている。

運輸省では、是正の事項はあったが、措置済みであり、特段の是正事項でなかったことから、9月8日からストップしていた6車種の型式指定の審査を再開した。審査ストップで発売が未定となった『ランサーセディアワゴン』は、ようやく発表に向けてスケジュールが動き出す。

《レスポンス編集部》

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