三菱自動車工業が燃料漏れのおそれがあるとして、届け出たリコールで、対策修理を実施した後に燃料が再び漏れていた問題で、三菱自動車は、修理作業に問題があったとして、作業方法の変更を指示する文書をディーラーに送付したことが明らかになった。すでに対策修理した自動車には、ユーザーに再点検を通知する方針だ。
燃料漏れのリコールしたのは『ギャラン』、『レグナム』、『ディアマンテ』などの約8万台。同社の調査では、部品には問題無いものの、締め付けが困難な部品なため、作業上のミスで一部で燃料漏れが発生した。
このため、圧力を使ってネジを締める方法やネジ締めを確認する方法などについて作業方法の変更をディーラーに指示した。すでに修理した自動車も再点検するようユーザーに通知する。