墜落した飛行機でトヨタが“ある”実験をしていた

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墜落した飛行機でトヨタが“ある”実験をしていた
墜落した飛行機でトヨタが“ある”実験をしていた 全 2 枚 拡大写真

運輸省の航空事故調査委員会は19日、エアフライトジャパンの運行するプロペラ機が昨年3月、北海道室蘭市の地球岬沖で墜落し、3名が死亡した事故原因の調査結果を明らかにした。調査によるとエンジンの燃料系統の不正改造が墜落の原因。

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エアフライトジャパンはトヨタ自動車系の小型機操縦士養成会社である。この事故ではトヨタ自動車の研究員、3名が亡くなっているが、事故当時この飛行機はトヨタ自動車からの依頼で運行されており、アメリカ製エンジンの寒冷時におけるデータ収集を目的とした飛行を行っていた。

しかし、測定のためにエンジンのインジェクター(燃料噴射装置)と、燃料タンクを結ぶホースの中間に、燃料の流入量や温度を測定するためのジョイントチューブが設けられ、それがセンサーに接続されていた。このジョイントチューブの加工が不適切だったため、旋回中に金属疲労で破壊。燃料が行き届かずエンジンが停止したことが墜落の直接原因になったとしている。

センサーの取り付け自体は違法ではないが、改造の場合には運輸省に届け出を行い、試験飛行を行うことが航空法で義務付けられしている。しかし、同社はこの届け出を行っておらず、定められた試験飛行も行っていなかった。

プロペラ機のエンジンには自動車とよく似た構造のものが使用されており、アメリカなどの自動車メーカーでもインジェクターなどの試験を行う場合、飛行機に取り付けて実験することがあるが、トヨタが同様の実験を行っていたかどうかは明らかにされていない。

《石田真一》

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