【日産監査マニュアル問題】意外と余裕の対応---運輸省

自動車 社会 社会

日産自動車がマニュアルの存在を自ら名乗り出たのを受けて、運輸省はすでに、日産から簡単な事情説明を受けている。「今のところは簡単な説明を受けただけで、本格的な調査はこれから」としている。

運輸省では、マニュアルについての詳細説明を11月中に総点検の結果報告で行うよう求めている。三菱自動車工業がリコール隠し、クレーム情報隠しを行なっていたことから、運輸省は9月20日、三菱を除く全メーカーにリコール業務に関する総点検を指示している。1〜2カ月以内に結果の報告を求めており、今回のマニュアルについては報告に加えるよう求めている。この報告に虚偽があれば、三菱と同様、道路運送車両法違反となる。

運輸省では、報告を待ってから、具体的な調査に乗り出す意向で、余裕に構えているように見える。その裏には「三菱のようなことは無いだろう」と安易に見ている節がある。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. マツダ、クーペコンセプトと新型『CX-5』初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. ホンダ『CR-V』にハイブリッド、日本発売に先駆けプロトタイプ公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. レクサス『IS』改良新型、新フェイスの実車を初公開…米国仕様は「F SPORT」のみ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る